フロランス・コルネ(Florence Cornet)
フロランス・コルネは、20 年以上にわたり、メイクアップデザインを通して観客とつながりを持つ方法を模索してきました。
1980 年代初頭にケベックシティ(カナダ)の Collège de Sainte-Foy を卒業後、Gaspesian の舞台装置デザイナーであるイバン・ゴダンが主催するメイクアップのコースを受講しました。このときの経験は、将来の職業を考えるきっかけとなりました。さらに、ミキ・ハミルトンの Mytho Maquillages スクールでメイクアップのトレーニングを続けました。そして、20 歳前で多才なプロとしてのキャリアをスタートしました。
このような経歴から、1985 年にはメイクアップのインターンシップとしてフランスに渡りました。このことがきっかけで、とりわけワールド・マリオネット・フェスティバルでのマルチカルチャーショーでは、アーティスティック・ディレクターと舞台装置デザイナーの二足のわらじを履くことになりました。それ以降、メイクアップ、衣装デザイン、アート・ディレクター、およびマリオネットの担当者として輝かしい経歴を積んできました。これまでに参加したケベックでの制作は、200 にものぼります。その中には、Le Théâtre Petit à Petit、Théâtre du Trident、Théâtre de la Licorne、Théâtre du Nouveau Monde などでの制作が含まれます。彼女はセルジュ・ドゥノンクール、ドミニック・シャンパーニュ、クロード・ポアサン、ワジディ・ムアワッド、ドゥニーズ・ギルボー、ミシェル・ルミュー、ヴィクター・ピロンなど、ケベックの著名な演出家の多くと一緒に仕事をしてきました。
モントリオール(カナダ)の国立サーカス学校をはじめとする数々の演劇学校で約 20 年間メイクアップの指導に携わってきただけでなく、映画やテレビの仕事も数多く手がけてきました。とりわけテレビの『Hommes en quarantaine』シリーズでは、メイクアップ・アーティストのリーダーとして制作に携わりました。2000 年には、Cine Qua Non Film 制作、ベルナール・エベール監督による作品『Une Âme Immortelle』で、Gémeaux Award のベスト・メイクアップ・アーティスト賞にノミネートされました。
彼女が Cirque du Soleil の仕事を担当したのは、今回が初めてではありません。2004 年の KÀ(カー)でメイクアップ・アシスタントを務めたほか、数多くのスペシャルイベントでも活躍してきました。メイクアップ・デザイナーとしてカンパニーから仕事を請け負ったのは、KOOZA(クーザ)が最初です。「私はゴールド、宝石、華麗さ、大地に代表される中東やアフリカの文化をイメージさせるようなテクスチャーを探求し、その結果、自然な身振り、そして非対称の線、直感、および儀式を強調した特徴的な要素を取り入れました」。
フロランス・コルネは、カナダのモントリオールに 20 年間在住しています。彼女は 1963 年に南フランスのトゥーロンで生まれ、5 歳のときにカナダのケベックに移住しました。